↑今回の話の主役
人生で初めて動物病院に行きました。
私は現在7歳半の雄のモルモット(名前はモル)を飼っているのですが
4月の中旬から時々、ゲージに敷いているペット用のシーツに血が着くようになりました。
最初は足の爪を床にひっかけて血がが出たのかと思いましたが、足をみても爪は剥がれていません。
もしかして吐血したのかと思いましたが口の周りも汚れていません。
これはおかしいと感じて身体を調べてみたらなんと乳房の部分が腫れて大きくなっているのです。
「これ、あかんやつや!」
というわけで早速、動物病院にいくことにしました。
幸いにも近所の動物病院ではモルモットが診察可能ということでさっそく診てもらいました。
結果としては乳腺炎ということでした。
しかも腫れだけでなく胸にシコリがあるとのこと!
乳ガンの疑いがあるだなんて!
雄なのに??
と思っていたらお医者様がいうにはモルモットは雄でも珍しくはないそうです。
対処としては「外科手術で腫瘍を摘出」or「抗生物質での治療」がありますが
なんせモルモットという生き物は平均寿命5〜8歳となっていますので、
現在7歳という年齢は結構な後期高齢者なのです。
老人モルモットには外科手術はリスクがあるとのことなので今回は抗生物質での治療を選択しました。
とりあえず1週間分の抗生物質を貰って自宅治療です。
毎日、朝と夜に注射器のような器具(名前を忘れた)を使って嫌がるモルモットに無理やり薬を飲ませて行きます。
薬を飲ませて最初の2〜3日は1日中ぐったりして過ごすようになりました。
どうやら抗生物質は体の中の悪い菌を殺すだけでなく良い菌も殺してしまうらしいのです。
それを過ぎると徐々にいつもの様子に戻って行きます。
床に血がつかなくなり少しづつ改善しているようです。
そんな日々が1週間続き薬が切れた頃にふたたび動物病院に行きます。
薬で腫れは少し引いたようですが、やはり胸の部分にシコリが残ったままなので腫瘍の疑いが濃厚だそうです。
ただ現状を見る限りでは肺や呼吸器に転移してはないそうなので、その部分は一安心というところでしょうか。
残念ながら今回の病気は完治というところは難しいかもしれませんが、
これからも胸にシコリを抱えたまま1日でも長く生きて寿命を全うして欲しいと思います。
話はまだまだ続くんじゃ→後日談「いつもと変わらない場所と変わる風景」
↑動物病院に行く前に洗面器のお風呂で身体を綺麗にしているところ