みなさん、お久し振りです。もりもとしんたろうです。
弊社は、広島県に緊急事態宣言が発令された4/16(木)以降、今日(6/26(金))まで、
社員の安全・外部との接触を防ぐ等の意味合いで、隔日出社という状態が続いていました。
来週の6/29(月)から、ちゃんと働けるか少し心配です・・・。
この間、当然のことですが家族と過ごす時間が増えました。
家族のことを考えますよね?ご先祖のこと考えますよね?(ちょっと、無理があるかなぁ?)
弊社も新たな事業である「創業家系図・家系図」を始めましたし、経営者ではありませんが、本家の長男として
家系図作成にチャレンジしてみました。
とりあえず、父方と母方の直系であるA家・B家(右図参照)を戸籍と実家にあった過去帳で
調べれるところまで調べてみました。ところで、戸籍には下記の3種類があることはご存じですか?
①改製原戸籍(かいせいげんこせき・はらこせき)
「改製される前の原(もと)の戸籍」という意味で、戸籍の様式の変更によって戸籍が新しいものに交換された場合の
古い戸籍のことなのです。
②除籍謄本(じょせきとうほん)
「その戸籍に載っている人が全て抜けてしまい(除籍された)、誰もいなくなった戸籍」のことをいいます。
「除籍」は、本籍地を変更した場合(転籍)、死亡した場合、結婚して新しい戸籍に移った場合に行われます。
③戸籍謄本(こせきとうほん)
改製原戸籍や除籍謄本のような“抜け殻”の戸籍ではなく、現在有効な読みやすい横書きの戸籍のことを戸籍謄本といいます。
父方の戸籍は、歩いて約5分ぐらいの出張所でGET!
申請書を記入して、事務員のおばちゃんに、
「さかのぼれるところまでお願いします。」と言って、
待つこと約10分。
費用は、3,450円(税込)でした。
右図が1番古く、明治31年式戸籍です。
母方の1番古い戸籍は明治19年式戸籍でした。
ちなみに、現在目にすることが出来る最も古い戸籍は、明治19年式戸籍です。
森本熊助は僕の高祖父です。初めて知った名前でした。
ちなみに我が家にあった過去帳には、森本熊助の父が森本芳エ門で、
森本家一代目と明記されていました。
もちろん、この名前も初めて知った名前でした。
ちなみに、右図はみなさんも見たことがあるかもしれませんが、
上記で言うところの「③戸籍謄本(こせきとうほん)」です。
母方の戸籍は、岡山。出来れば、県外をまたぐ不要不急の外出は控えたい。
「どーしよー?」
「安心して下さい。履いてますから。」(違う!しかも古っ!)
「安心して下さい。郵送請求出来ますから。」
まずは、区役所にTELして、「戸籍を請求したい。」と伝えると担当部署に
繋いでくれます。
でもここからが不安を煽るような対応でした。
「予算の上限は、いくらですか?人によっては2~3万ぐらい掛かりますが?」
とか、
「順番ですので、約1か月ぐらい掛かるかもしれませんが?」等々・・・。
ここで諦めてしまう方もいるようですが、父方で請求した経験を活かして
強気の交渉。
最終的には、小為替(郵送請求の際には、現金ではなく小為替で対応)
3,750円で済み、請求書郵送後、約4日後には、戸籍が無事届きました。
お役所の方は、クレームになるのが嫌なのか、かな~り余裕を持った回答を
するのですね。
■窓口請求 メリットとしては、 ・役所の担当者と直接やりとりが出来るので安心 デメリットとしては、 ・時間と交通費などの経費が掛かる ・窓口で待たされることもある
■郵送請求 メリットとしては、 ・時間と交通費が節約出来る デメリットとしては、 ・役所担当者への説明が難しい ・切手・小為替などの準備が手間 |
ちなみに、郵送請求する際に同封するものは以下のとおりです。
不備・不足があると役所の担当者から電話がありますが、二度手間になってしまいますので、
郵送する前に同封物をチェックしましょう。
①戸籍謄本等郵送請求
②定額小為替
③身分証のコピー
④返信用封筒
⑤返信用切手
⑥ご先祖との関係が確認できる戸籍等(コピー可)※自分が載っていない戸籍を請求する場合のみ
戸籍が揃ったら、戸籍を読み込みます。これがまた一癖ありまして、手書きで書かれた「文字」が読めないというものです。
読めない字をいつまでも眺めていても、読めるようにはなりません。
読めない字には、
①大字(だいじ)
②変体仮名(へんたいがな)
等という種類があり、その読めない字の正体をきちんと把握しないといけません。
いよいよ、家系図を作成するのですが、まずは付箋などを
使用して下書きから始めましょう!それを元に、清書。
右図は、まだ作成途中です。
母方(板野家)の詳細を過去帳などを元に、叔父さんに
調べてもらっています。
家系図を作成して、多くのことを知ることが出来ました。
父方だけでも、
高祖父・高祖父の父の名前。
高祖母は、曾祖父の出産の際に亡くなったこと。
祖父は、4きょうだいだと思っていたが、
若くして亡くなった姉がいたこと。
生まれてすぐの1・2歳でなくなった弟が2人いたこと。
等々・・・。
根気よくルーツ探しを進めていくと、稀に歴史上の重要人物が自分のご先祖だとわかることがあります。
文献調査によって自分の流派が源平藤橘(げんぺいとうきつ)と呼ばれる四大性、「源氏・平氏・藤原氏・橘氏」なのか、
その他の氏なのか、その流派が何であるのか判明する可能性が高くなり、最終的には由緒正しい天皇家に行き着く可能性も
あります。
この「氏」の発見こそが最終的なゴールになります。
思ったような成果が得られなかった場合でも、気にすることはありません。ルーツ探しの本当の意義は、今の自分に至るまでの
家族の歴史・ご先祖の生き方から何を学び、自分の今後の人生にどう活かすか、さらには自分の家族・子供にどう伝えていくか、
の方が遥かに重要です。
と、僕の読んだ本にも書いてありました。
■自分で作成
メリットとしては、
・費用があまり掛からない
・自分で調べる楽しさがある
デメリットとしては、
・時間が掛かる
・文字を解読出来ないケースがある
・家系図作りの流れをしっかり把握しないと挫折しやすい
■業者に依頼
メリットとしては、
・比較的短期間で完成する
・正しい情報をまとめてもらえる
デメリットとしては、
・費用が掛かる
みなさんも、「一世一代の家系図作成に、是非チャレンジしてみて下さい!」